2013年6月27日木曜日

[解説]LiveSuit(AllWinnerA1xシリーズ向けアップデータ)の使い方(1)

中華パッドのROMの改変などをやっていると、しょっちゅう文鎮化の恐怖と戦うことになります。


LiveSuit
AllWinnerA1xシリーズを利用したAndroid端末では、通常なら文鎮化してしてどうしようもなくなったような状態でもROMのアップデートツールである LiveSuit を使って、回復の足がかりを作ることができます。
後半も書きました(内容の割に長い…)。


LiveSuitを使った文鎮脱出方法の概要

CWM based Recoveryはすでにインストールしました(詳しくはこちら⇒[解説]ATB701AにCWM based Recovery 6.0.28)。通常であればこういったROM内容の保存・復旧ツールを使って予め安全な状態のROMイメージを保存して、怪しくなったら復旧…という手段に出るのです

…が。

ATB701Aはよく紹介されている、"電源ボタン"+"VolDown"という操作でリカバリーモードを起動することができません(注:実はブートローダパーティションを改変すればできるのですが、先に文鎮化リスクを回避する方法を知っておいたほうがいいので後回し)。

USB接続した端末とPCがADBで通信できる状態になっていれば、先のブログ記事で紹介したような方法でnandfパーティションに書き込みを行なって再起動させればいいわけですが、時にADBすら受け付けないという恐ろしいことになる場合もあります。

そういう場合にLiveSuitを使います。AllWinnerA1xシリーズを使った、俗にいうLY-F1クローンの機種なら、周辺チップや部品の違いが多少あっても動くケースが多く、ADBすら受け付けない状態になってしまった端末でも、他機種のROMイメージ(もちろん自機のものがあればベスト)をインストールして、とりあえずADBでshellを起動できる状態にまで復旧させることが多くの場合可能です。

もちろん、文鎮からの復帰だけでなく、類似機種のROMを試して動かしてみる、という場合にもこのLiveSuitが役に立つことは言うまでもありません。

ポイントは、


  1. 予め安定して動作する(ストック状態の)ROMイメージを用意しておく。
  2. LiveSuitをダウンロードしてインストールしておく。
  3. LiveSuitを起動して文鎮化してしまったAndroid端末とPCを接続してROMイメージを書き込む。
  4. 書き換わったROMイメージでAndorid端末を起動。adb shellコマンドで接続して復旧操作を行う。

というあたりになります。

復旧用のROMイメージについては、

  • こちら([解説]ATB701Aとはどんな機種か(2))で紹介したように実機から直接取り出して保存しておく
  • 幸いにしてメーカーからROMのイメージが配布されているならそれを用意しておく

の、どちらかで。
もちろん後者だったらいいんですけれど、私はまだATB701Aのメーカー配布ROMイメージを見つけられていません。取り出したNAND パーティションからアップデータイメージを作成する方法もあるようですが、そこはまだ手を出せていないので…。

LiveSuitの入手と起動


ネットで LiveSuit donwload で検索すると多数見つかるはずです。が、とりあえずPolyerのサイトから入手してみます。

Shenzen Polyer Electronics Co., Ltd. Download

右のような画面のLocal Downloadをクリックすると英文でこのダウンロードソフトウェアの利用に関する注意書きなどが表示されます。その下の方にあるDownloadをクリックするとダウンロードが始まります。

適当な場所にダウンロード後、rar形式に対応した解凍ソフトで展開します。

解凍してできあがったフォルダを降りていきます。

 ”Update tool + instruction"の下の"Update tool"ディレクトリにLiveSuitが入っています。

LiveSuitPack_version_1.09_20111101.exe

を探して実行。この操作でUSBドライバも入ります。その後にLiveSuite.exeを実行します。
LiveSuitPack_version_1.09_20111101.exeを実行する




"LiveSiteUserWizard"の画面は"No"をクリックして閉じます。

これでLiveインストールは完了。

この状態でLiveSuitは実は端末からの接続を待っている状態になっています。

事前に書き込むROMイメージを指定しておけば、Android端末がLiveSuitリカバリーモードになった時点で自動的に書き込みが開始されます。

復旧用ROMイメージの入手と書き込み手順に続く…とおもう。
続き書きました。

補足


なお、LiveSuitはいくつかのROM改変ツールに同梱されて配布されていることも多いです。
TechKnowというサイトで配布しているUberizerという改変ツール群にも含まれています。
このツール自体がAllWinnerA1xシリーズ以外にも対応しているので、他の機種を持っている場合これが役に立つ…かもしれない。

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