2013年7月8日月曜日

[解説]LiveSuit(AllWinnerA1xシリーズ向けアップデータ)の使い方(2)

続きをなかなか書かない人です。どうもすいません。

さて前回([解説]LiveSuit(AllWinnerA1xシリーズ向けアップデータ)の使い方(1))の続きです。


緊急避難用のROMイメージはどこから取ってくるのか



LY-F1の大元の開発元である、Shenzhen Lyric Pioneerのダウンロードサイトあたりがいいと思います。実際ここのROMを僕はATB701Aに乗せて遊んでいるわけですし、少なくとも文鎮化したときの緊急避難用ROMとしては使えるでしょう。

左の枠から「F1 Series」を選び、右に表示される一覧からダウンロードしたいROMイメージをクリックします。

「F1(A10)4.1.1 Updated firmware 20130319.2.0.6」

が、ATB701Aで緊急避難用のROMイメージとして使えるはずです。

とりあえず、ダウンロードしましょう。


言うまでもないことですが、このROMはATB701A用のROMではありません。これを使うということは、動作は基本的に保証されません。私がここで書いていることも、「たまたまそれでうまく行った」程度のことです。

その点は手を出す前にしっかり理解しておいてください。

上のリンクをクリックすると皆さん大好きなBAIDUのオンラインストレージのページに飛びます。


右のようなページが出てくると思います。
この図の左下に並んでいるボタンの、下戴がダウンロードの意味です。クリックしてダウンロードして下さい。

F1-4.1.1-20130319.2.0.6-A721_V4.2.img

というファイル名のはずです。Jelly Beansのイメージです。これを保存しておきます。

なお、他にもAllWinnerA10/A13を使ったタブレットのファームウェアをDIYのために配布しているベンダーもあります。そういうところも活用してみてください。

これで入手したROMイメージを、LiveSuitでタブレットにフラッシュするROMとして設定します。"SelectImg"ボタンを押して表示されるダイアログでROMを指定します。

この画面はすでにATB701AのROMをフラッシュしている最中
この設定は保存されるので、同じROMを使う限りは指定し直す必要はありません。

文鎮化したタブレットの仮復帰操作


さて、何かの事情で文鎮化してしまったATB701Aがある、この状態からとりあえず復帰を図るための手順の概観を改めて見てみましょう。しつこいようですが、どうやるかの概観を再掲。

前提条件


  1. 正常に動作している状態の本体ROMイメージがCWM Based Recoveryなどで手元にある(あるいは、正常に動作することがわかっているROMイメージがある)
  2. LiveSuitが動作する環境である
  3. CWM Based Recoveryのインストールイメージがある(本体のimgファイル、インストール用スクリプト、リカバリブート用スクリプト)
  4. 仮復帰用のROMイメージ(Shenzhen Lyrics Pioneer社のA721系タブレットのROMイメージなど)がある

復帰の手順

  1. 仮復帰用のROMイメージをLiveSuitで書き込んで起動する
  2. 本体に adb shell でアクセスし、CWM Based Recoveryをインストールする
  3. リカバリブートする
  4. CWM Recoveryから保存していたROMイメージをRestoreする


この手順ではLiveSuitと類似機種のROMイメージを、文鎮化したタブレットを元の状態に戻すために使います。そこで書き込まれるROMイメージはその後のCWM Based Recoveryですぐに上書きされます。そのためだけに使います。

先の例だとATB401Aより進んだバージョンの4.1.1のROMイメージでフラッシュするので、それをそのまま使い続けたい、と思う人も居るかも知れません。ただ、ブートローダを書き換えないと、タッチパネルは動かず、画面は1cmほど左にずれるでしょう。さらにこの2つをクリアしても、加速度センサーはドライバがないので動かず、カメラは不安定で、ときどきmicroSDへの書き込みができなくなったりするでしょう(以上、いずれも私の経験した現象)。

もちろん、CWM Based RecoveryでなくてもTWRPなどでもいいのですが。私はつい先日動くようにできたところで(しかもバックアップとリストアはまだ試していない)、確たることは言えません。

なお、またしつこく言いますが今回説明するのは上記の「1. 仮復帰用のROMイメージをLiveSuitで書き込んで起動する」だけです。CWMの使い方まで説明してたら長くなりすぎるので…

やってみる

  1. LiveSuite添付のUSBドライバをインストールしておく
    フラッシュリカバリ時に認識されるUSBデバイスとしてのタブレットはベンダIDやモデルIDが通常動作の際のものと異なるので必ず入れておきます。LiveSuit0.9.1Packをインストールすると、USBドライバを自動的に組み込むようになっています。
  2. 設定済のLiveSuitを起動しておく
  3. PCにタブレットに接続するためのMiniUSB−USBケーブルを挿す
    タブレットにはまだ刺しません
  4. 文鎮化したタブレットの電源を完全に切る
    画面は消えていて操作には反応しないのでしょうが、電源ボタンだけは別です。また、画面が消えているだけで動作していることもあります。電源ボタンを長押しして完全に電源を切っておいてください。
  5. MiniUSB−USBケーブルでPCと接続する
    完全に電源が切れていたらUSBケーブルをつないでも何も起こらないはずです。
  6. LiveSuitでのフラッシュリカバリモードを有効とするための操作を行う
    ここが重要です。ちょっとコツが要ります。
    VolumeUPボタンを押したままにします
    ・そのまま電源ボタンを最初2秒ほど押します
    ・その後何度か電源ボタンを押したり離したりします
    ・うまく行けばUSBドライバをインストールし始めるか(初回)、LiveSuitがフラッシュをするかどうか訪ねるダイアログを出してきます。
    期待したとおりに次のステップに進まない場合は、もう一度電源ボタンだけを長押しして電源を切り、同じ操作を繰り返してみます。これでダメなら重症…
  7. (初回のみ)フラッシュリカバリモードのUSBドライバを認識させる(たいてい自動で行われる)
    こういう具合にフラッシュリカバリモード用のUSBドライバが組み込まれるはずです
  8. LiveSuitがタブレットを認識し、どのようにフラッシュするか訪ねるダイアログが出てくるので答える
    NANDパーティションを全部フォーマットするか?という質問が出てきます。お薦めはユーザデータを保持したままのアップデート、と英文で書かれていますが、怪しげな操作(おい)で文鎮化したタブレットを復活させるわけですからデータに何が残っているのかは全く予想できません。LiveSuitのお薦めは無視して既存のデータパーティションを消す選択「Y」をするのがいいと思います。
  9. あとは放置
    次のダイアログ画面が出てきたら、OKを押します。タブレットが再起動します。


その後、adb shellでタブレットに接続してみてください。"#"プロンプトが返ってきたら仮復旧はうまく行ったことになります。その状態で、 /mnt/sdcard(内蔵SDカード)や、/mnt/extsd ディレクトリが参照できるはずです。

今日はもう眠いのでこのへんで。

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